ご挨拶  「原発災害情報センター(以下、センターと表記)」を支援していただいている、あるいはご関心をお持ちの全国の皆さま、こんにちは。2018年5月総会で、センターの理事長に選出された佐藤康雄です。
 センターでは、諸般の事情でホームページの更新がままならない状態が続いておりましたが、3.11から10年の節目でホームページの復旧・更新をいたしました。これによって、そう簡単に白河市での総会にご出席が難しい遠方の会員の皆さまや、センターにご関心がありながらも、現在はまだセンター会員ではない皆さまとの連携を取る方法の一つが確立されたと考えられ喜んでおります。
 センターは2014年5月に設立総会を開催し、3.11の福島第一原子力発電所の事故を記憶・記録し、その教訓を次世代、次々世代、後世に風化させずに引き継いでいくことを目的にして、全国的な市民組織として設立されました。この間、福島県白河市を拠点に、総会、運営委員会、理事会での議論を重ね、その設立の趣旨に沿って活動してまいりました。
 3.11から10年の節目を迎えた現在、企画展『3.11から10年、原発災害をどう伝承するか』を白河市内で3月7日から20日までの二週間開催しております。改めて足元を固めて、所期の目的の達成のために進んでいきたいと考えております。
 皆さまの忌憚ないご意見・ご批判をお寄せいただくよう、よろしくお願いいたします。

原発災害情報センター 理事長 佐藤康雄


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